ビジネス向けOculus Go レンタルにおける準備と工夫
今回はOculus Goのレンタルが注文されたあと、VRentalで行っていることについて出荷前から終わりの返送後まで順を追ってご説明します。
1. 出荷前
- 動作確認と初期化
- 電池の充電・交換
- 付属品のチェック
Oculus Goは初期化(工場出荷)状態でお届けしておりますが、その前に基本的な動作確認を行います。初期化後、下の写真のように本体とコントローラーの電池残量を30%以上にする作業に取り掛かります。
本体はフル充電まで約2時間を目安としているため、残量を加味して30分充電して30%以上を確保します。コントローラーの単3電池は、写真右の電池残量チェッカーで測定し、30%以下の場合、新しいものに交換します。
最後に、付属品を確認して配送業者に受け渡します。
2. 利用中
- 緊急連絡先での対応
- シリアル番号の表記
- 訪問・現場サポート
レンタル品がお客様のもとに届いたあとは、原則としてその取り扱いをお任せするかたちになりますが、追加/欠品/故障の際は緊急連絡先にご連絡いただけるようにしています。なお、セットアップや操作方法に関するお問い合わせは、オプション料金となりますので予めご了承ください。
本体とコントローラーには、もともと固有のシリアル番号が割り当てられており、セットアップ時やOculus アプリで状況確認する際に必要になります。そのため、写真のようにヘッドセットでは左こめかみ部、コントローラーでは裏側のレンタル番号直下に、下6桁を見やすく表記しています。
訪問・現場サポートについては、例えばVR体験コーナーの運営管理・補助を行わせていただくものになりますので、ご要望の際はお知らせください。
3. 返送後
- 付属品のチェック
- 初期化画面の確認
- 除菌、洗浄、消臭
返送後はまず付属品のチェックを行い、お客様によって初期化されたOculus Goを起動して再確認します。
イベントで使用され多いときで数百人が装着するヘッドセット、操作するコントローラーのため、写真の衛生用品を使って除菌、洗浄、消臭を必ず行います。
VRゴーグルマスクなどで衛生面の管理はされていると思いますが、ヘッドセットの接顔パーツには特に注意を払っており、次の利用に支障がないようにしています。
以上、Oculus Go レンタルにおける準備と工夫のご紹介でした。その他ご注文の前について、例えばクライアントの承認待ちなどで台数をキープしたい場合、期限付きでお取り置きすることは可能ですのでぜひご連絡ください。